【インタビュー☓ 國久真有】優しく包まれる“恋しい感覚”、くつろぎと共に暮らすアート

【インタビュー☓ 國久真有】優しく包まれる“恋しい感覚”、くつろぎと共に暮らすアート

Yogiboはこれまで「リラックス」を軸に、心地よい時間と空間を提供してきました。
その延長として、2025年冬に新プロジェクト 『Yogibo the ART(ヨギボー・ジ・アート)』 が始動しました。
アーティストたちが月替わりで登場。Yogiboの快適さとアートの創造性が融合し、ショッピングが特別な文化体験に。ここでしか出会えない作品と空間が、あなたの暮らしと感性を新しく彩ります。

今回は、2025年12月2日(火)〜12月23日(火)の期間、 Yogibo Store 御堂筋本町店(大阪) にて、國久真有氏による特別コラボ作品 「國久真有 Yogibo Max KOISHII♡ edition チェンジャブルカバー」 をはじめ、國久氏のオリジナル作品も展示されます。

インタビューでは、國久氏が作品に込めた想いや、日常にアートを取り入れることの楽しさについて語ってくれました。ぜひ最後までご覧ください。

第三弾は、國久真有☓ Yogibo Max

プロジェクト第三弾を飾るのは、美術家・國久真有さん。
インテリアや建築など多様な分野で学んだ経験をもとに、身体の動きと遠心力を活かした独自のペインティング「WIT-WITシリーズ」を展開しています。
キャンバスいっぱいに伸びやかな円を描く制作スタイルは、観る人との距離を軽やかに溶かしていくのが魅力です。

國久氏は言います。
「真っ直ぐな線を描くことは、自分に対して素直であるということ。」

その誠実な表現を、Yogiboの“包まれる心地よさ”とひとつに。
今回のコラボレーションでは、國久真有氏の「ライン(線)」をプリントした
「國久真有 Yogibo Max KOISHII♡ edition チェンジャブルカバー」 が登場します。

現代の暮らしにそっと馴染むデザインは、國久真有ならではの柔らかく重なる線の表現が特徴です。触れることで、作品の世界観を身近に感じられます。

展示は 2025年12月2日(火)〜12月23日(火) の期間、Yogibo Store 御堂筋本町店 にて開催されます。

インタビュー:「KOISHII♡」が生まれるまで

KOISHII♡ モデル

そんな「KOISHII♡」は、どのような想いから生まれたのでしょうか。今回は、その誕生の背景や、暮らしの中で作品を感じることについて、國久氏に伺いました。

自然に生まれる線──國久真有のモチーフ哲学

──大切にしているモチーフはなんですか?

「絵を描こうと思ったとき、子どものようなピュアな表現はもうできません。
そこで、どうすれば考えすぎずに自然に描けるかを考えました。
その答えのひとつが、身体の動きに沿って線を描く手法です。」

自然に生まれる線は、身体そのものの「素直さ」の証。
國久氏のモチーフは、いつも自分の中にある動きと感情を、そのまま形にしていく線なのです。

日常の中で出会う、ふわっと包まれる感覚

──「KOISHII♡」は、どのような想いから生まれたのでしょうか。

「私の作品の“ライン(線)”は、身体の動きに沿って描かれたものです。身体で感じる心地よさやリズムが、そのまま線になる──

美術館で大きな作品を鑑賞したとき、包み込まれるようなスケール感とともに、心がふわっと浮くような感覚が生まれることがありますよね。

私の身体から生まれたラインも、そうした感覚とつながっていると思っています。

Yogiboに座ったときに得られる“包まれる心地よさ”もまた、身体から生まれるもの。

その体験に私のラインが重なることで、どんな新しい感覚が生まれるのか──

そんな期待を込めてデザインしました。」

──作品をYogibo Maxに落とし込む上で、工夫した点はありますか?

「私はもともと平面作品を制作していますが、Yogibo Maxは全身を包み込む立体物。
座り方によって線の見え方が変わるので、どの方向から見ても伸びやかに感じられるよう、ラインの向きや構成を丁寧に調整しました。」

恋しいのカバー画像Yogiboと國久氏の作品が出会うことで、視覚と触覚が交わるイメージが生まれます。
日常の中に、ふわっと心が浮かぶ瞬間──そんな小さな喜びを、自然に想像できるのです。

日常に広がる、新しいアート体験

──座れるアートという新しいカタチをどう思いますか。
「座れるアート──それがYogibo Maxの魅力です。子どもなら寝ころべるほどの大きさは、まるで優しく包まれるような感覚を生み出します。普段は特別な体験でしか味わえない“作品に触れる喜び”を、日常の中で自然に感じられることを想像しながら、このデザインを考えました」と國久氏は言います。

彼女から続けて、こう語られました。
「アートというと、美術館に行き、入場料を払って観る特別な時間を想像しがちです。でも、この座れるアートによって、ふとした日常の瞬間が新しい体験に変わる。そうしたきっかけが生まれることを願っています。Yogiboと作品が出会うことで、日常の中にありそうでなかったアートの豊かさが広がる──そんな瞬間を楽しんでほしいと思います。」

Yogiboと國久氏の作品が出会うことで、日常にアートの豊かさが広がります。
ふとしたひとときに、視覚と触覚が交わる体験が生まれる──

それこそが、このコラボレーションの醍醐味であり、読む私たちにも日常の中に小さな感動を届けてくれます。

Yogibo Max 國久真有 KOISHII♡ edition チェンジャブルカバー

國久氏によるオリジナルデザインを採用したYogibo Max 國久真有  KOISHII♡ edition チェンジャブルカバー は、日常のくつろぎとアート体験を同時に提供する限定モデルです。

人体を軸に腕のストロークと遠心力を利用し描く平面絵画をYogibo Maxにプリント。

ふわふわと包まれながら、作品の世界観を体感できます。

本商品は受注販売にて、Yogibo Store 御堂筋本町店 および Yogibo公式オンラインストア にてお求めいただけます。
※販売期間: 2025年12月2日(火)〜12月23日(火) 

ふと恋しい、優しく包まれるひととき

──今回のコラボ作品を手にする方へメッセージをお願いします。

恋しい商品の人物有り画像

「この作品を通して、日常の中でふと心が包まれるような瞬間を感じてもらえたら嬉しいです。いつでもそばに置き、そっと触れて、恋しい気持ちを思い出す──そんな体験を楽しんでください。」

國久氏の線や形が生む平面の奥行きには、心を整える静かなリズムと呼吸が感じられます。日常の中で、ありそうでなかったふと立ち止まる瞬間──触れて、感じて、はじめて開かれる体験は、従来のアートの枠を超え、新しい発見をもたらしてくれるでしょう。


 

いかがでしたか?

國久氏の描く「恋しい」の世界を、少しでも感じていただけたでしょうか。
実際に触れてみたい方は、ぜひYogibo Store 御堂筋本町店へ。

Yogibo公式オンラインストアでも、同シリーズをお楽しみいただけます。
これから広がっていく『Yogibo the ART』の世界を、どうぞお楽しみください。


アーティストプロフィール

國久真有 プロフィール

國久真有 / 美術家

関西を拠点として国内外で個展、グループ展に多数参加。大阪・ロンドン・神戸で学んだインテリアデザイン・建築・ファッション・ファインアート・インスタレーション・芸術工学のバックグラウンドを生かし、身体と物質、自然工学との関係性を深く考察しています。

近年は人体を軸に腕のストロークと遠心力を利用して描く絵画「WIT-WITシリーズ」を制作。自身の身長と同じ長さの円を画面に現し、積層によりキャンバスと作者の間を取り払い、四角い画面に独自の絵空間を出現させます。

 


<在廊スケジュール>

日付 在廊時間
12/2 15:00-17:00
以降 調整中

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