Yogiboが万博に届ける「1坪のハグ」という新しい体験

Yogiboが万博に届ける「1坪のハグ」という新しい体験

当社は、2025年4月13日(日)から開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、感覚過敏や自閉症、障がいなどを抱える方々が安心して過ごせる空間として「カームダウンルーム」を提供します。

※カームダウンルームとは、強い刺激や不安を感じた際に、一時的に心身を落ち着けるための静かな空間です。感覚過敏や自閉スペクトラム症、精神的ストレスを抱える方々が、自分のペースを取り戻せる“安心の避難所”として、近年注目されています。

「モノではなく、安心を届ける」──Yogiboが万博に込めた想い

Yogiboは、リラックスを象徴するビーズソファブランドとして、感覚過敏や自閉症、障がいを持つ方々のために特別な空間を作り続けています。特に医療や福祉、教育現場では「普通の椅子ではなく、Yogiboを使いたい」という声が増えており、その理由は「安心できる」「身をゆだねられる」感覚にあります。

今回Yogiboが手がけたのは、2025年大阪・関西万博に設置されるカームダウンルームの一室。「1坪のハグ」と名付けられたこの空間は、限られた空間でも誰もが安心して過ごせる場を提供することを目指し、専門家や当事者との対話を重ねて作り上げられました。

「1坪のハグ」─Yogiboが描く、やさしさのある空間づくり

Yogiboは単なる家具ではなく、リラックスと安心を提供する空間を作り出しています。特に感覚過敏や障がいを持つ方々にとって、安心できる場所は生活を支える大切な要素です。「1坪のハグ」は、そんな思いが詰まった特別な空間です。


空間に込めたやさしさ

「1坪のハグ」は、狭い空間でも誰もが安心して過ごせる場所を提供するという挑戦から生まれました。このカームダウンルームは、閉塞感を与えず、包まれるような感覚を大切にしています。Yogiboのビーズソファがもたらす「身をゆだねられる感覚」を活かし、訪れる人々に安心感を届けています。

対話から生まれた空間の意味

Yogiboは「カームダウンルームとは何か?」という問いを出発点に、多くの専門家と対話を重ねました。その結果、落ち着ける空間は一律ではなく、個々人に合わせた調整が必要であることがわかりました。そのため、この空間には“調整の余地”を持たせ、訪れるすべての人が自分のペースで落ち着けるように設計されています。

やさしさの余白を、社会のあたりまえに

「1坪のハグ」のような空間が増えることで、感覚過敏や障がいを持つ方々だけでなく、日常的にストレスを抱えるすべての人々が、外出や社会参加の負担を軽減できるようになります。Yogiboは、こうした「やさしさの余白」を社会全体に広げ、安心できる環境づくりを進めています。

▼万博カームダウンルーム「一坪のハグ」検討委員会

・橋口 亜希子(キャリアコンサルタント / 株式会社Bridges to Inclusion 代表取締役 / ユニバーサルデザインコンサルタント)
・村中 直人(臨床心理士 / Neurodiversity at Work 株式会社 代表取締役 / 一般社団法人 子ども・青少年育成支援協会 代表理事)
・加藤 路瑛(感覚過敏研究所 / 株式会社クリスタルロード 代表取締役)
・黒川 駿哉(医学博士 精神科医 / 慶應義塾大学医学部 / 精神・神経科学教室 特任助教 / 子どものこころ専門医)
・加藤 大貴(株式会社ePARA 代表取締役 / NPO法人市民後見支援協会 理事)
・江頭実里(株式会社ePARA ピアサポーター / 全盲eスポーツプレイヤー)

<ファシリテーター>
・中川 悠(大阪国際工科専門職大学 工科学部 准教授 / NPO法人チュラキューブ 代表理事 / 株式会社GIVE&GIFT 代表取締役)

<デザイン / 設計施工>
・株式会社L&B
七種 珠水(株式会社L&B 代表取締役)

<主催>
・株式会社Yogibo 大森 一弘(株式会社Yogibo 執行役員 / TANZAQ担当(社会団体への広告出稿PJ))